NAVAJO(ナバホ族)
数あるインディアン部族の中で、銀細工を最も早く始めたと言われ、人口は約16万人。アメリカ大陸に残る最大の部族。初期の作風は地金をハンマーで叩いて鍛造したり、たがねでカッティングするだけであったが、やがて”ハンダづけ”の技法を習得する。これでターコイズなどの石や貝殻をベゼルにセットできるようになりました。これにスタンプワークの組み合わせの有無で作られた作品が”トラディショナル(オールドスタイル)”と呼ばれています。その後、HOPI族からオーバーレイ技法を取り入れ、作風は多様性を誇る様になりました。
ナバホ族の作品
ナバホ族の作品(リング・ペンダント・ブレスレット等)を紹介していきます。
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ナバホ族(ベルノン・ハスキー)のペンダント
アーティスト(作家)⇒Vernon Haskie = ベルノン・ハスキー
日本ではバーノン・ハスキーと呼ぶ人も多いですが、このアーティストの作品も手に入りにくいアーティストの一人です。
しかも今回は土台がオール22K。地金も極限まで厚く。実際に持ってもらうとわかるのですが、すごい重量感。石は超ハイグレードなSugilite(スギライト)を2色に分けグラデーションをつけ、アクセントに薄いコーラルとラピスをセット。傑作と言われる作品には、それ以上の意思とこだわりが詰まってます。
ナバホ族のカフスリンクス
アーティスト(作家)⇒Pat Bedoni = パット・ベドニ
パット・ベドニの作品で、トラディッショナルなオールドスタイルを得意とするアーティスト。非常に美しいスタンプワークが魅力です。インディアンジュエリーでは珍しいカフスリンクスです。センターには14Kのダイヤモンドポイントを施し、シンプルでいて個性の主張ができる。スーツのカフスにも十分使用できます。管理人である私も所有していて、スーツを着る際は必ず使用しているお気に入りの作品です。